11/26 AT機器活用支援の様子

この日は札幌市内にある重症児デイサービス「ソルキッズ 」様への訪問活動日でした。
定期的に訪問し、利用されている子どもたちにアイトラッカーを使った遊びの提供や、スイッチ等の支援機器の活用方法について、スタッフの方からの相談に対応させて頂いております。

そしてこの日の活動は特別な日となりました。
EyeMoTを開発された島根大学の伊藤先生が札幌に来られ、この日利用されている子どもたちの視線入力を使った遊びの様子を見学されました。
さらに、個別に合わせた設定やアプリの活用について的確なアドバイスを頂き、大変勉強になる活動日となりました。

「母親や周囲の人の顔をしっかりと追いかける様子がわかる」ということは、本人理解に繋がります。
「子どもたちは、ちゃんと見て、追いかけている」ことを知ることで、周囲の声かけや接し方も変わって行くと考えます。EyeMoTでは遊びながらアセスメントを行うことも可能です。視線入力装置は安価で手に入れやすい時代になったとはいえ、使いやすい設置方法や設定を行わなければ、せっかくの機器が台無しになってしまいます。

自分の力で遊べる!ってすごく楽しい!

事業所やご家庭でも視線入力を使った遊びやアセスメント等を行う活動を通して、重心児者の「楽しい」「面白い」「もっとチャレンジしてみたい」の気持ちが育まれるように、今後も訪問による活動を継続して行っていきます。