第4回YeLL実践研究会一般演題発表を行いました

2026年7月25日(土)、北海道大学で開催された「第4回YeLL実践研究会」に参加し、NPO法人Rumah kitaとして一般演題発表を行いました。

今回の一般演題では、
「“できる”“楽しい”が広がるテクてくLab
―当事者と関わる人々をつなぐ実践の場―」
と題し、医療法人稲生会の喜田志奈さんとともに発表しました。

発表では、NPO法人Rumah kitaがこれまで取り組んできた支援機器・AT(Assistive Technology/支援技術)に関する活動と、現在、医療法人稲生会と一緒に取り組んでいる「テクてくLab」について紹介しました。

テクてくLabは、支援技術や支援機器をテーマに、「試す」「作る」「使う」「話す」ことができる場です。
スイッチやインターフェースの製作、おもちゃの改造、支援機器の展示・体験、活用方法の相談や情報交換などを行いながら、
「まず触ってみる」
「作ってみる」
「うまくいかなかったら、一緒に考える」
ことを大切にしています。

活動を続ける中で、

「作ってもらう」から「一緒に作る」へ。
「知らなかった」から「試してみたい」へ。
「うちだけの困りごと」から「みんなで考えるテーマ」へ。

少しずつ、そんな変化も生まれてきました。

今回の発表では、医療法人稲生会との連携や、医療型短期入所でのAT活用などについても紹介しました。
実際に活動の中で、ある支援者の方から、
「重度の障害があっても、ボタンひとつ押せるだけでこんなに出来ることが増えるのか」
という言葉をいただいたことがあります。
一方で私たちは、「スイッチひとつ押せるだけで、周りの人の見る目や関わり方もこんなに変わるのか」ということにも気づかされました。

これからもテクてくLabでは、地域の中にATに触れられる入口を増やし、当事者・家族・支援者・専門職がゆるやかにつながりながら、一人ひとりの「できた」「楽しい」を増やしていきたいと思います。

今回、さまざまな地域・立場からの実践を聞くことができ、私たちにとっても多くの学びとつながりを得る機会となりました。
発表を聞いてくださった皆さま、そして第4回YeLL実践研究会の開催・運営に携わってくださった皆さま、ありがとうございました。